どこまでも続く青い空。ゆったりと流れる白い雲。
風にそよぐ木々。陽の光を透かす緑葉。
良く晴れた日。
chapter.1
「どこ、行くの」
振り返りもせずにスタスタと早足で歩くホランドの背中を追いかける。
小走りしているのに彼との距離は一向に縮まらない。
「どこへ、行くんですか」
決死の思いでもう一度問いかけた。 彼は、いいからついて来い、とだけ言った。
少し、怒っているような口調だった。
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